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フィレンツェ3日目。今日はフィレンツェの観光ポイントを巡りながら、バール&スイーツショップを見て回ります。移動は専用バスと徒歩。まずはアルノ川を渡って、高台のミケランジェロの丘へ。フィレンツェが一望できる開放感あふれる眺望を楽しんでから、市内観光に向かいます。




それからツアー・メンバーが向かったのは、トスカーナの伝統菓子、カントゥッチの専門店「ダ・ミリアーナ」。カントゥッチは、フィレンツェ近郊のプラートが発祥地で、「ビスコッティ・ディ・プラート」とも呼ばれます。生地を長い棒状にして一度焼き、それをカットしてさらに焼く2度焼きで、カンカンに硬いのが特徴。そこで、トスカーナのデザート・ワイン「ヴィン・サント」やコーヒーに浸しながら食べます。もちろん、そのまま食べてもOK。さっぱりした甘みと、カリカリした歯触りで美味しかったです。とっても日持ちするので、お土産にもぴったり。ツアー・メンバーもあれこれ買っていました。






カントゥッチをかじりつつ、次はフィレンツェ市民の台所、中央市場へ。1階は、肉やチーズなどを売るお店、お酒や、オイルにビネガー、パスタのお店にお惣菜屋さんなど。そして2階には野菜や果物、豆や乾物などのお店と、バールがあります。日本ではなじみのない食材にもたくさん出会えるので、見て歩くだけで面白い場所でした。




ところで、ルネッサンス以来、フィレンツェではミケランジェロやラファエロなどの名だたる芸術家が活躍した「花の都」。大富豪メディチ家が彼らを援助し、その結果生み出された「美の遺産」に囲まれた街でもあるのです。そこで、生活感あふれる市場から出た後は、フィレンツェの栄華の象徴ともいうべき場所、ドゥオモ大聖堂広場へ。ここには、丸屋根のクーポラが特徴的な花の聖母教会(ドゥオモ)、「天国の扉」のあるサン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼などの、美術、工芸、建築技術の粋を極めた建造物が集まっているのです。
ところで、このドゥオモ大聖堂広場の近くに、シニョリーア広場、レプブリカ広場など、その他の広場もあり、その周りには有名バールが集中。ということでバール巡りもしています。
このときの詳しい様子は、こちらからどうぞ。



この日のランチは、ドゥオモのすぐ近くにある「ル・ボッテゲ・ディ・ドナテッロ」にて。石造りの重厚な建物は14世紀に建てられたそうで、その中でごく普通に飲食店が営業されていることに、フィレンツェの街の歴史の深さを実感。ここでコースのランチをいただきました。


ランチの後、もう一つ、伝統的なお菓子のお店、「ミゴーネ」へ。ここはお祝いのお菓子に使われるコンフェッティの専門店です。コンフェッテイはアーモンドに砂糖やチョコレートをコーティングしたお菓子で、フランスでいうドラジェ。アーモンドは「種」のシンボルで、繁栄や多産の象徴として、結婚式や出産のお祝いにこのお菓子を配るそうです。レースやリボンでラッピングされたコンフェッティや銀器が並び、店内はとても華やかでした。


フィレンツェの地の甘いもののラストを飾るべく、訪れたのが人気の超有名ジェラテリア(ジェラート店)「ペルケ、ノ!」。食材の季節によって入れ替わるジェラートは常時30種類に及び、無着色、無添加で手作りしています。ちなみにジェラートとアイスクリームは厳密には違うもの。日本ではアイスクリームと呼べるのは乳脂肪分8%以上と規定されていますが、イタリアのジェラートは通常5%程度。そのため口当たりがさっぱりしているのだとか。「ペルケ、ノ!」のジェラートはどれも素材の味や香りが存分に生かされていて、きめ細かく舌触りなめらかで、ああ、シアワセな一口……。大人気なのもうなずけます。
それにしても、街を少し街を歩いただけで、ここ以外にも何軒ものジェラテリアを見かけました。本当にイタリアの人はジェラート好き。「へえー!」と興味深いジェラート事情もあれこれ発見しましたので、写真とともにご紹介していきますね。







さてこの日でフィレンツェとはお別れ。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からイタリアの新幹線「ユーロスター・イタリア」でローマへ向かいます。駅でちょっと売店をのぞいたあと、ローマ行きの列車が出るホームへ。ここまではポーターが荷物を運んでくれましたが、乗車予定の列車には、自分たちでスーツケースを積み込まなければなりません。協力し合ってよっこらしょっと積み込み、予約された席に落ち着きました。



1時間半の列車の旅を終えて、夕方の6時過ぎにローマの中央駅、テルミニ駅に到着。この日泊まるのは、「HOTEL ROYAL SANTINA(ホテル・ロイヤル・サンティーナ)」。ローマ市内で4つの4つ星ホテルを展開するホテルグループ、ロショーリ・ホテルズの経営する老舗ホテルです。テルミニ駅がすぐ近くで、とても便利な立地です。
この日のディナーは、ホテルのグリルにて。部屋で一休みしてから皆でテーブルを囲みました。ディナーの一皿目は、日本でもおなじみのスパゲティ・ボンゴレ。これまでもパスタは出てきましたが、ラビオリ、ラザニアなどでしたから、気づけばこれがイタリアに来て食べる初めての「スパゲティ」ではありませんか!イタリア初スパゲティは、まさしくアルデンテ! この茹で加減だと食感もいいし、ソースもしっかりからむことに気付きました。
その後、メイン、デザートと食べ進むうちに、静かだったグリルの中が食事客でにぎわってきました。私たちが食事を始めたころにはまだ明るかった外もようやく暮れています。ガイドさんからイタリアでは夕食は遅めと聞きましたが、これからゆっくりとディナーを楽しむ人も多いのでしょうね。



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