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フィレンツェでの滞在先「ジョリーホテル・カールトン・フィレンツェ」の前は、緑の多いカッシーネ公園。そしてアルノ川へもすぐで、フィレンツェの市街でも落ち着いた地域にあります。
朝食はビュッフェスタイルで、ハムとチーズ、パンとシリアル、ヨーグルトに野菜、フルーツなど。ハムやチーズも5、6種類、ヨーグルトもボウルから自分で取り分けるのが2種類に、パッケージされたものが4種類など、それぞれのアイテムごとの種類が豊富です。そしてもちろんエスプレッソ! マシンが備えられカフェ・マッキャートにカフェ・ラテなど、好みのものをチョイスできます。



朝食後、ホテルを出発。フィレンツェから車で30分ほど南のキャンティ地域にあるアグリ・ツーリズモの施設、「カステロ・ヴィッキオ・マッジョ」に向かいます。「アグリ」は「agricultura (アグリクルトゥーラ)」のことで「農業」、「ツーリズモ turismo」は「観光」、すなわち農場が営む観光施設のこと。農家ホテルに滞在したり、農家レストランで食事を楽しんだりすることで、その土地の自然環境と、そこで生み出される食べ物の魅力を深く知ることのできる新たな旅のスタイル。スローフードの本場イタリアが、アグリ・ツーリズモの発祥の地であるのも、なるほどと納得です。
ツアー・メンバーが今回ここを訪れたのは、味わうだけでなく、料理を実習するためなのでした。
このときの詳しい様子は、こちらからどうぞ。




料理の実習を終えてから、こちらのワイナリーを見学させていただきました。フィレンツェを州都とするトスカーナ州の中でも、キャンティ地方はイタリアが世界に誇るワインの産地。「カステロ・ヴィッキオ・マッジョ」のあるグレーヴ・イン・キャンティはキャンティの中心地区で、良質な赤ワインを産することで知られています。
ここの古城ができたときからあるというワイン蔵の中に入ると、ひんやりした空気とワインのいい香りに包まれます。「カステロ・ヴィッキオ・マッジョ」のワインは、キャンティワインの原料の主品種であるサン・ジョヴェーゼ種のぶどうを80パーセント以上使い、鉱物的な硬さをもった味わいが特徴。肉料理の脂肪分を洗い流すため、肉の内臓を多用するトスカーナ料理との相性もぴったりとのことです。





ランチを楽しんだ後は、また一路北へ。エスプレッソマシンの見学に「ラ・マルゾッコ社」を訪れました。「ラ・マルゾッコ社」は美味しいエスプレッソ・コーヒーをいれる“バリスタ”の世界一を選出する競技大会「ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ」で、公式マシンに認定されている名門メーカー。性能の高さのみならず、デザインでも評価が高く、“エスプレッソマシン界のフェラーリ”とも呼ばれています。
見学させてもらった工場は、心臓部のボイラーシステムに始まり、最後のボディまで、「工房」と呼ぶのがふさわしいような手作りの製造工程。クライアントからの注文に応じて1台1台作って出荷するため、工場には倉庫がありません。まさにオーダーメイドのマシンなのです。




夕方、いよいよディナーのレストランへ。訪れたのは「リストランテ・イル・グルメ」。メインは、「フィレンツェといえばこの料理!」といわれる名物、「ビステッカ・アラ・フィオレンティーナ(牛のTボーン・ステーキ)」。けれどこのメニュー、ガイドブックには「量が多い」「日本人には硬いかも」などと書かれていたので、覚悟を決めて(?)いたのですが、実際に出てきたのは、日本人でも食べきれる分量、程よい噛み応えで美味しかったです。ここは、実は半月ほど前にできたばかりの新しいお店。伝統的なトスカーナ料理を、地元の人にも外国人にも合うように提供し、ゆくゆくは、トスカーナでは少ない魚料理も出していきたいそうです。



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