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ツアー・メンバーが訪れたのはポンペイにある人気パスティッチェリア、「ガッビアーノ」。サルヴァトーレ・ガッビアーノさんが1994年に創業した菓子工房です。「人生でより多くのドルチェをあなたに作ってあげるのが、私たちの目的」というこの工房のモットー通り、店内には美しくデコレーションされたドルチェに焼き菓子、チョコレート、ジェラートなどがずらり! 手作りの製法や技術へのこだわりはもちろん、最良の原料を入手することにも常に努力を惜しまず、ガッビアーノさんは、お菓子の原料にするカカオの産地の視察で南米に出かけていて、残念ながらお留守。でも、ナポリの伝統菓子の作り方は、しっかり見せてもらえました。そしてもちろん試食も♪










スフォリアテッラは何層にも重なったパイ生地でできた、貝殻のような形のお菓子。その昔は、ナポリにほど近いアマルフィ海岸、コンカ・デイ・マリーニのサンタローザ修道院の修道女によって作られ、その製法は門外不出とされていたとか。それが200年ほど前に修道院から持ち出され、その後、ナポリのパスティッチェリアで発展し、現在の形になったのだそうです。サクサク、パリパリの皮と、ねっとりもっちりした中身のハーモニーが最高です!


<生地>
小麦粉
水
ラード
<中身>
水…3リットル
セモリナ粉…1kg
リコッタ・チーズ…4kg
砂糖…1kg
卵…1kg(殻を除く重さ。大きさによるが25個前後)
オレンジピール…600g
※こちらでは詳しい配合は内緒だったので、後でちょっと調べてみました。生地には、強力粉、薄力粉を合わせて使い、薄くのばすため、コシを出すために少量の塩を加えるレシピが多いです。また、生地に蜂蜜を加えているものもありました。詰め物にはシナモン・パウダーで香り付けすることも多いようです。




「ババ」は、バターたっぷりのリッチな生地をイーストで発酵させて焼き上げ、ラムやリモンチェッロなどのお酒をきかせたシロップを浸み込ませたお菓子。フランスの「サバラン」に似ています。18世紀にポーランド王スタニスラオ一世が考案、愛読していた千夜一夜物語の登場人物にちなんで「アリババ」と名付け、フランスに伝わって「サバラン」に、ナポリに伝わって「ババ」となったと言われています。「ガッビアーノ」のババを食べたら、ふわっとやわらかく、口の中にじんわりとシロップが染み出し、ほど良いラムの香り。大きさもちょうど良く、何個でもいけちゃいそうでした!


<生地>
小麦粉…1kg
砂糖…100g
塩少々
バター…900g
生イースト…40g
卵…15個
<シロップ>
砂糖…500g
水…1リットル
ラム適宜
※小麦粉は、「アメリカ産のもちもちした食感になるもの」を使っているとのことでした。日本で作る時は強力粉がよいでしょう。



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