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レンヌで滞在したホテル「メルキュール レンヌ コロンビエール」は、フランスのアコーグループ運営のホテル。客室はシンプルでくつろげる雰囲気。東京・銀座にも展開しているホテルグループなので、安心して泊まることができました。朝食はブッフェスタイルですが、ツアーメンバー全員で食事できるように個室を手配して頂けるなどの配慮がうれしいかったです。ブッフェの内容は、パンやヨーグルト、オムレツなどのほか、生のヘーゼルナッツやブルターニュ地方の名物菓子、ファーブルトンなどがボードに並んでいました。



朝食後、ホテルを出発。約3時間でカンカルへ到着するはずが、だいぶ早めについてしまったため、カンカルの港を散策しました。カンカルは川が流れ込んで塩水と淡水が混ざる場所。港は約17kmの潮の満ち引きがあり、そこで鍛えられたといわれるカキが名物なのだそう。そのカキを味わえるレストランが多く並んでいますが、眺めているうちに時間となってしまい、まずは三ツ星ホテル「メゾン ド ブリクール」のオーナーシェフであるオリビエ・ロランジェ氏とシェフパティシエのヤニック・ゴティエ氏共同経営するパティスリー&サロン・ド・テ「グラン ドゥ ヴァニーユ」を訪れました。ちなみにここブルターニュ地方は、かつて疫病でカキが全滅した歴史があり、現在のカキは広島から持ってきたものを養殖したものなのだとか。フランスのカキの父母が日本のカキだなんて、なんだか不思議ですね。


「グラン ドゥ ヴァニーユ」の必食アイテムは、ガレット・カンカレーズ。お菓子作りは、無塩バターを使うことが基本ですが、「きめ細かい塩分をじっくりなじませた有塩バターの方が、風味も使い勝手も良い」とヤニック氏。ここで使われている有塩バターは、ジャン=イヴ・ボルディエ氏によるもの。ブルターニュ地方は、日本でもゲランドのフルール・ド・セルで知られる塩の産地ですが、このブルターニュから遠洋に出かける船乗りがバター壷に粗塩を入れたことが、有塩バターの始まりだといわれています。ボルディエ氏の有塩バターは、熟成時間をじっくりかけ、伝統的な手練り製法により、風味豊かに造られている最高級品。多くの三ツ星レストランや一流ホテル御用達する逸品です。その有塩バターが練りこまれたサブレが、ガレット・カンカレーズです。ツアーでは、あらかじめ予約しておいたので、希望者全員が購入できましたが、この工房では大量生産が出来ず、毎日完売してしまうほど人気の品です。





ランチの前に、併設のショップにて、お買い物。ここではスパイスの魔術師と称される、「メゾン ド ブリクール」のオーナーシェフであるオリビエ・ロランジェ氏がブレンドしたオリジナルの調味料やオイルなどを販売しています。ティスティングしてお気に入りの品を購入したら、いよいよランチです。
このときの詳しい様子はこちらから。



食後は、バスで「モンサンミッシェル」へ。1979年ユネスコの世界遺産に登録され、日本でもテレビやCMなどで取り上げられること増えました。その建物から古城と思われがちですが、実は修道院。
8世紀始めに、キリスト教一派のベネディクト派の僧院として設立し、13世紀にはゴシック建築の傑作とされる教会を増築。15世紀には百年戦争に巻き込まれ、フランス革命の際には刑務所として利用されたこともあるという歴史あるスポットです。かつては引き潮のときのみしか訪れることが出来なかったことから、希少価値が高まり、巡礼者が跡を絶たなかったといわれています。現在では、2車線道路により、観光バスが間際まで乗り入れることができるようになり、便利になった反面、景観が損なわれたという声も多く、1車線道路にする工事が行われています。この修道院の内部には礼拝堂やキリスト像などがあり、拝観料(8ユーロ)を払えば自由に見学できます。
ここの名物は、プーラールおばさんのオムレツ。東京・渋谷「東急フードショー」にも期間限定で出店し、話題となりました。そもそもは「モンサンミッシェル」のパン屋に嫁いだプーラールさんが巡礼者のために作っていたオムレツがクチコミで評判になったことから名物へと発展したそう。残念ながら、アイドルタイムに来店してしまったため、ツアーでは食べられませんでしたが、次に訪れたときは是非食べてみたいメニューです。
「モンサンミッシェル」観光後はホテルへ戻りました。その後は自由行動。kashi-kashi.com取材班は、添乗員のあきかさん、飯田先生とレンヌの街へ散策に出かけました。 レンヌはローマ時代にさかのぼるブルターニュの中心地。人口の1/4が大学生だという学生街です。また近郊に有名メーカーの工場を構える工業都市のため、平日はホテルの予約が取りにくいといわれていますが、折りしも8月のバカンス中でしたので、運よく予約を取ることができました。
1720年8日間に渡って燃え続けた大火に街の半分が焼失してしまうという災難に見舞われたことがありますが、サン・ピエール大聖堂を中心とした旧市街地には、木組みの建物も多く残されています。あきかさんの話では、ブルターニュ地方では、毎週金曜日の夜にガレットを食べる習慣があるとのことで、私たちもそば粉のガレットを頂きました。やっぱり本場、日本で食べるのとは違って、外側がカリカリ。内側はもっちりでとてもおいしかったです。「三ツ星レストランのランチで夕飯は食べられな〜い」といいながらも、シードルをお供にしっかり完食しちゃいました。


所在地:12, place de la Victoire, 35260 Cancale
TEL:02 23 15 12 70
所在地:1, rue Duguesclin, 35260 Cancale
TEL:02 99 89 64 76
所在地:
TEL:02 33 89 00
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