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パティシエのオリジナル・レシピ
ブッシュ・オ・プロバンス

ブッシュ・オ・プロバンス

ブラッドオレンジのおいしさがギュッとつまったムースと、こっくりとしたチョコレートの組み合わせに、きっとみんながうっとり!  そんなクリスマスケーキを紹介してくださったのは『Petit Four(プティ フール)』の鈴木さんです。 食感と味のアクセントになっているクラクラン・オ・ザマンドはアーモンドを砂糖で炒ったもの。つくりたてをそのまま食べてもおいしいですよ。切り口のかわいらしさにも注目です。 ちょっぴり大人な味わいのケーキをご堪能あれ。


材料

(8センチ×30センチ×5.5センチ トヨ型/1台分)
(A)シート
(1)卵白…130g (2)砂糖…60g (3)アーモンドプードル…90g (4)薄力粉…10g (5)粉糖…75g (6)くるみ…30g 
(B)クラクラン・オ・ザマンド
(1)グラニュー糖…15g (2)水…5g (3)アーモンドホール…30g (4)バター…3g
(C)カバー用ガナッシュ
(1)スイートチョコレート…50g (2)生クリーム…50g (3)水あめ…40g 
(D)ムース・オ・ゾランジュ
(1)ブラッドオレンジジュース…120g (2)コーンスターチ…3g (3)板ゼラチン…4g (4)卵黄…2個分 (5)砂糖…50g (6)コアントロー…大さじ1/2 (7)生クリーム…100g
(E)クレーム・ショコラ
(1)砂糖a…30g (2)生クリームa…50g (3)卵黄…1個分 (4)砂糖b…25g (5)板ゼラチン…2g (6)スイートチョコレート…15g (7)生クリームb…50g
(F)仕上げ
(1)砂糖a…10g (2)水…20g (3)キルシュ…小さじ2 (4)チョコレートプレート(お好みで) (5)クリスマスの小物(おこのみで)
 
※ 今回使用する生クリームはすべて乳脂肪分47%のものですが、42%にして使いたいため、牛乳で割ります。
生クリームの分量のうち1割を牛乳にします。
はじめに使用分量すべての生クリームを牛乳と割っておくと便利です。
生クリーム全体量250gを、乳脂肪分47%生クリーム225gと牛乳25gとを合わせて作っておきます。

下準備

  • オーブンの天板(30×30)に、すきまなくクッキングシートを敷いておきます。
  • オーブンに200℃の予熱を入れておきます。
  • 型にラップを敷いておきます。
  • A-6のくるみは包丁で細かく刻み、170℃のオーブンで8分焼きます。
  • A-3のアーモンドプードル、A-4の薄力粉、A-5の粉糖は合わせてふるっておきます。
  • C-1、E-6のスイートチョコレートが板状のものの場合は、細かく刻んでおきます。
  • B-3のアーモンドホールは包丁で6等分に切り、170℃のオーブンで10分焼きます。
  • D-3とE-5の板ゼラチンは水で戻しておきます。
  • F-1の砂糖とF-2の水、F-3のキルシュはボウルに合わせて混ぜ、シロップをつくっておきます。
※A-6のくるみは手順3で生地と一緒に1cmの丸口金の絞り袋から絞り出します。
この時、つまってしまわないように、丁寧に細かく刻んでおきましょう。

作り方

(A)シート

■手順1

A-1の卵白をボウルに入れ、ハンドミキサーで混ぜます。
白く泡立ってきたらA-2の砂糖を2回に分けて加え、しっかりとしたメレンゲになるまで混ぜ合わせます。


■手順2

ふるっておいたA-3のアーモンドプードル、A-4の薄力粉、A-5の粉糖を加えゴムべらで混ぜます。
なじんできたら、ローストしておいたA-6のくるみを加えさらに混ぜます。


■手順3

1センチの丸口金をつけた絞り袋に、手順2を入れ、クッキングシートを敷いた天板にまっすぐ直線に絞り出します。
天板の真ん中から天板の右端へと絞り出していき、右半分絞り終えたら、真ん中に戻り左端目指して絞り出していきます。
天板全面に絞り出したら、粉糖(分量外)をふりかけ、200℃のオーブンで10分焼きます。

※ 生地を天板の真ん中から端へと絞り出すのは、生地が天板の片方に寄らないようにするためです。


■手順4

焼き上がったら、室温に置いて冷まします。
冷めたらシートの縦線に沿って包丁を入れ、幅15センチ、7センチ、6センチに切り分けます。


(B)クラクラン・オ・ザマンド

■手順5

B-1のグラニュー糖とB-2の水を鍋に入れ、熱します。
118℃になったら火を止め、刻んでローストしておいたB-3のアーモンドホールを入れます。
耐熱のゴムべらで混ぜながら、白い結晶になってきたところで再度火をつけ弱火でゆっくり焦がします。
色がついてきたらB-4のバターを加えて、混ぜます。
なじんだら火を止め、室温に置いて冷まします。

※ 118℃という温度の目安としては、箸ですくってみた時に箸の間に糸をひくくらいのとろみがついてきたらOKです。


(C)カバー用ガナッシュ

■手順6

C-2の生クリームを鍋に入れ温めます。
沸騰したらボウルに入れそこへC-1のスイートチョコレートを加えます。
耐熱のゴムべらで混ぜ合わせ、チョコレートが完全に溶けたらC-3の水あめを加えて溶かします。
仕上げでケーキの表面に塗るので、扱いやすい固さになるまで冷蔵庫で冷まします。


(D)ムース・オ・ゾランジュ

■手順7

D-7の生クリームは八分立てにしておきます。D-4、E-3の卵黄とD-5、E-4の砂糖をボウルに入れ泡立て器で白っぽくなるまで混ぜ合わせます(DとEのパータ・ボンブ)。

※ DとEのパータ・ボンブ…
Dのムース・オ・ゾランジュと、Eのクレームショコラで使うパータ・ボンブ(手順7)を、ここで一度につくってしまうことで、手間がはぶけます。


■手順8

D-2のコーンスターチとD-1のブラッドオレンジジュースを鍋に入れ、耐熱のゴムべらで混ぜながら熱します。
沸騰したらボウルに移し、そこへ水で戻しておいたD-3の板ゼラチンを入れて溶かします。


(F)ムース・ショコラブラン

■手順9

手順8に手順7でつくったパータボンブから、Dの分に当たる2/3(80g)加え、ゴムべらで混ぜます。
なじんだらこし器でこし、D-6のコアントローを加えて混ぜます。


■手順10

混ざったら手順9の入ったボウルを氷水につけながら冷やし、手順7で泡立てておいたD-7の生クリームと合わせ混ぜます。

※ 氷水につけて冷やす時は、ゼラチンが入っていて固まりやすくなっているので、あまり冷やしすぎないようにしましょう。


(E)クレーム・ショコラ

■手順11

E-7の生クリームbを八分立てにしておきます。
E-2の生クリームaは鍋に入れ、沸騰するまで熱します。
別の鍋にE-1の砂糖を鍋に入れて、鍋をゆらしながら焦がします。
砂糖が泡立ってきたら温めたE-2の生クリームaを入れ火を止め、耐熱ゴムべらで混ぜます。


■手順12

手順11に手順7でつくったパータボンブのうち、Eの分に当たる残り全量を加えて混ぜます。
混ざったら、E-6のスイートチョコレートを加えます。
チョコレートが完全に溶けたら、熱があるうちに、水で戻しておいたE-5の板ゼラチンを加え溶かします。
室温に置いて熱を取り、冷めたら泡立てておいたE-7の生クリームbを加えてゴムべらで混ぜます。


(E)仕上げ

■手順13

手順4で切り分けた幅15cmのシートを、型に敷き、下準備でつくっておいたシロップをはけで塗ります。
そこへDのムース・オ・ゾランジュ(手順10)を流し入れ、ゴムべらなどで表面をたいらにします。


■手順14

手順4で切り分けた幅6センチのシートの両面に、はけでシロップを塗り、手順13の上にのせます。
固まるまで冷凍庫で冷やします。


■手順15

固まったら冷凍庫から取り出し、Eのクレーム・ショコラ(手順12)を流し入れます。
そこへBのクラクラン(手順5)をふりかけます。


(G)仕上げ

■手順16

手順4で切り分けた7センチのシートの両面に、はけでシロップを塗り、それを手順13の上にのせ、冷凍庫で冷やします。


■手順17

固まったら冷凍庫から取り出し、ひっくり返して型からはずします。
そこへCのカバー用ガナッシュ(手順6)をパレットナイフで塗り、ケーキの両端を切り落とします。
お好みでチョコレートプレートやクリスマス小物を飾り付ければ出来上がりです。


レシピを作ってくれた パティシエールさん Petit Four(プティ・フール
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